PHILOSOPHY
次世代に原体験を。
地域には知の資産を。
驚きや好奇心を持って、地域のリアルに触れる。
自分の目で見て、感じ、人と対話することで、
自分自身の問いを見つける。
その問いを誰かと持ち寄り、ともに探究する。
ミライクエストは、その一歩から未来が始まると考えています。
ORIGIN|この理念が生まれた理由
この理念は、
現場から生まれました。
地域に関わり、人に会い、 ともに考え、実践を重ねる中で、 私たちは一つのことに気づきました。
地域を支えている大切なものの多くは、 資料や統計の中だけにあるわけではありません。
長くその土地で暮らしてきた人が知っていること。
仕事を続ける中で身につけた感覚。
自然の小さな変化に気づく目。
失敗を繰り返す中で得られた知恵。
誰かを思い、地域を守ろうとしてきた人の想い。
そうした知の多くは、 人の中にあります。
そして、その人がいなくなったり、 活動が途切れたりすれば、 言葉にならないまま失われてしまうこともあります。
一方で、次の世代に必要なのは、 完成した答えを受け取ることだけではありません。
実際の現場へ行き、人に会い、 自分の目で見て、感じ、 心が動き、自分自身の問いを見つけること。
そして、その問いを誰かと持ち寄り、 異なる経験や知恵に触れながら、 ともに未来を考えていくこと。
「人の中にある知を未来へ残すこと」と、
「次の世代が自ら問いを見つけ、
未来を考える原体験をつくること」は、
一つにつながっているのではないか。
地域での実践を重ねる中で、 私たちはそう考えるようになりました。
そこから生まれたのが、 ミライクエストの理念です。
次世代に原体験を。
地域には知の資産を。
PURPOSE|その先にあるもの
暮らしを支え、
命を未来へつなぐ。
地域の自然や産業、文化、 人と人とのつながり。
それらは単に守るべき地域資源ではなく、 人々の日々の暮らしを支える大切な基盤です。
水や食料があること。
必要な医療を受けられること。
移動する手段があること。
災害が起きたときに助け合えること。
私たちの暮らしは、 自然の恵みと、 それを守り、支えてきた 多くの人々の営みによって成り立っています。
人の命を守り、
その命を支える仕組みを未来へつないでいくこと。
それが、 ミライクエストが地域課題や社会課題に向き合い、 共創を続ける根源的な目的です。
そのために私たちは、 それを担う人を育て、 地域で培われてきた知や問いを次の世代へつなぎ、 新たな実践や仕組みを生み出していきます。
SENSE OF WONDER|大切にする視点
センス・オブ・ワンダー
驚きや好奇心を持って、世界に向き合う。
ミライクエストが大切にしている考え方の一つに、 アメリカの海洋生物学者であり作家でもある レイチェル・カーソンが伝えた 「センス・オブ・ワンダー」という思想があります。
カーソンは、自然の不思議さや美しさに驚き、 感動する心を大切にしました。
私たちは、この思想に共感し、 自然だけでなく、地域の文化や産業、 人々の暮らしや営みにも、 驚きや好奇心を持って向き合いたいと考えています。
同じ場所を訪れても、 何気なく通り過ぎてしまうこともあれば、 立ち止まり、見つめ、耳を傾けることで、 初めて気づくこともあります。
地域の自然に触れる。
その場所に立ち、風景や空気を感じる。
人に会い、その人の言葉や経験に耳を傾ける。
そのとき、一人ひとりの心に、 さまざまな気持ちが生まれます。
そこには、喜びや感動だけでなく、 驚きや戸惑い、違和感もあるかもしれません。
私たちは、 そうした一人ひとりの気づきや心の動きを 大切にしています。
センス・オブ・ワンダーの視点で、
現場を体験し、体感し、人と対話する。
そこから、自分自身の問いが生まれる。
その問いを誰かと持ち寄り、 話し合うことで、 一人では気づかなかった新しい問いや、 地域の課題、可能性が見えてくることがあります。
こうした姿勢は、 子どもや学生だけに大切なものではありません。
企業、行政、大学、専門家、地域の人たちも、 驚きや好奇心を持って現場に向き合うことで、 新しい発見や問いに出会うことができます。
問いは、心が動くところから生まれる。
私たちは、センス・オブ・ワンダーを大切にしながら、 地域の現場で一人ひとりが自分自身の問いを見つけることから、 探究と共創を始めていきます。
REAL EXPERIENCE|原体験
地域のリアルに触れる。
地域には、自然や文化、産業だけではなく、 そこに暮らす人たちの知恵や経験、 先人が積み重ねてきた想いや軌跡があります。
それらを知識として知るだけではなく、 実際にその場所へ行き、人に会い、 自分の目で見て、声を聞き、触れ、体験する。
私たちは、その「リアルに触れること」から、 本当の探究が始まると考えています。
地域を歩く。
知らなかった仕事に出会う。
誰かの人生の話を聞く。
自然に触れる。
自分たちのアイデアを、実際の社会で試してみる。
そうした体験は、 教室や画面の中だけでは得ることのできない 「心が動く瞬間」を生み出します。
そして、 センス・オブ・ワンダーの視点で現場に向き合うことで、 普段は見過ごしていたことにも 気づくきっかけが生まれます。
そこで感じた驚きや喜び、 ときには違和感や疑問も、 自分自身の問いを見つけるきっかけになります。
その体験は単なる思い出ではなく、 自分自身の問いを持ち、 未来の選択を考えるための 「原体験」になっていきます。
QUEST|問いをクエストする
答えを探す前に、
問いを探す。
ミライクエストの「クエスト」には、 未来につながる問いを探し、 探究するという想いを込めています。
私たちが大切にしているのは、 最初から用意された課題に対して、 正しい答えを出すことだけではありません。
驚きや好奇心を持って地域の現場へ行き、 人と出会い、 自分の目で見て、感じ、対話する。
そのときに生まれた 「なぜだろう」「もっと知りたい」 「こうしたらどうだろう」という気持ちから、 自分自身の問いを見つける。
同じ現場にいても、 一人ひとりの経験や関心によって、 見えるものも、生まれる問いも異なります。
だからこそ、 フィールドワークでの気づきや感想を 一人ひとりが持ち帰るだけで終わらせず、 そこから生まれた問いを出し合うことを大切にします。
誰かの問いに触れて、 自分の見方が変わることがあります。
異なる問いを持ち寄ることで、 一人では気づかなかった地域の課題や可能性が 見えてくることもあります。
問いを見つけること。
問いを分かち合うこと。
問いを、ともに探究すること。
私たちは、その過程そのものに 大切な学びと共創の価値があると考えています。
問いは、すぐに答えが見つからなくても構いません。
対話や実践を通じて問いが深まったり、 最初の問いそのものが変わったり、 新しい問いが生まれたりすることもあります。
そうした問いを地域の人たちとともに探究することが、 新しい知や実践を生み出す出発点になります。
問いを見つけることから、未来が始まる。
FROM WONDER TO CO-CREATION
問いを持ち寄る。
そこから、共創が始まる。
驚き・好奇心
SENSE OF WONDER
体験・体感・対話
REAL EXPERIENCE
問いを見つける
QUESTION
問いを深める
DIALOGUE
共創・実践
CO-CREATION
知を残し、次の問いへ
KNOWLEDGE & NEXT QUEST
驚きや好奇心を持って、 地域の現場を体験し、体感し、人と対話する。
その中で生まれた問いを持ち寄り、 話し合うことで、 異なる視点や経験、知恵がつながっていきます。
問いをともに探究し、 小さくても実際に試してみることで、 新しい気づきや経験、データが生まれます。
それらを記録し、 異なる人の知と結びつけながら、 次の実践に活かせる知へと育てていく。
私たちは、このように、 異なる人の経験や知恵が問いを通じて出会い、 対話と実践の中で育まれる知を 「共創知」として大切にしています。
そして、共創知は完成した答えではありません。
そこから新しい問いが見つかり、 次の対話や実践が始まっていきます。
問いから共創へ。
共創から新たな知へ。
そして、その知から次の問いへ。
私たちは、この循環そのものが、 人と地域を育てると考えています。
FIELD NOTE|現場を、消さない。
すべてをデータにはできない。
だから、文脈とともに残す。
地域で生まれる大切な知のすべてが、 最初から言葉や数字になっているわけではありません。
誰かがふと口にした言葉。
現場で感じた違和感。
写真に残した風景。
人との対話から生まれた問い。
その場所に立ったからこそ気づいたこと。
そうした小さな気づきや問いは、 記録しなければ忘れられたり、 その場限りで終わってしまったりすることがあります。
だからミライクエストは、 現場で得た声や気づき、問いを残す 「ミライクエスト・フィールドノート」 を大切にしています。
すべてをデータに置き換えるためではありません。
その人が、なぜそう感じたのか。
その言葉が、どんな場所や状況から生まれたのか。
誰と出会い、何を見て、
そこからどんな問いが生まれたのか。
できる限り、 その背景や文脈とともに未来へ残していく。
自分が見つけた問いだけでなく、 誰かとの対話によって深まった問いや、 実践を通じて新しく生まれた問いも記録していく。
そして、その問いを、 次に地域を訪れる人や、 新たな実践に取り組む人へと受け渡していく。
フィールドノートは、 現場のリアルと、 地域に蓄積されていく知をつなぐための 大切な入口です。
現場に入る
SEE & LISTEN
問いを見つける
FIND QUESTIONS
記録する
FIELD NOTE
文脈とともに残す
CONTEXT
REAL × AI
現場の知を、
未来へつなぐ。
AIは、人のために使われる。
ミライクエストは、 AIがあるから地域のデータを集めるのではありません。
地域には、 未来へ残すべき人の知があります。
しかし、その知は膨大で、 さまざまな人や場所に分散し、 互いにつながっていないことも少なくありません。
地域の現場で生まれる問いも同じです。
一人ひとりが見つけた問いや、 対話の中で深まった問いを、 その場限りで終わらせず、 他の人の経験や知と結びつけていく。
そこでAIが、 ミライクエストにとって重要な役割を担います。
フィールドノートに残された 声、気づき、問い、経験、記録を整理し、 構造化し、 異なる知と知の間にある関係を見つけていく。
一人の問いと、 別の地域で見つかった問いがつながるかもしれない。
ある現場の気づきと、 専門家の知識がつながるかもしれない。
過去の実践から生まれた問いが、 新しい挑戦の出発点になるかもしれない。
人が、現場で問いと知を生み出す。
フィールドノートが、その問いと知を残す。
AIが、問いと知を整理し、紡ぐ。
そして人が、その意味を考え、次の行動を選ぶ。
AIが現場の代わりになるのではありません。
AIが見いだしたつながりも、 現場に立つ人々が確かめ、 対話を通じて意味を考えていくことが大切です。
問いを見つけ、 その問いを誰と探究し、 どのような未来へつなげるのか。
その判断を担うのは人です。
リアルな現場とAIをつなぐことで、
一人ひとりの問いや経験を、
次の共創へ活かせる知へ。
それが、ミライクエストが考える 人とAIの関係です。
KNOWLEDGE ASSET|地域の知の資産
地域には、
まだ言葉になっていない知がある。
人々の経験。
日々の暮らしの中で培われた知恵。
仕事を通じて身についた感覚。
先人から受け継がれてきた想い。
若者が現場で感じた違和感。
対話の中から生まれた問い。
それらは、 現場知、暗黙知、体験知 と呼べるものでもあります。
こうした知のすべてを、 完全に言葉やデータへ置き換えられるわけではありません。
だからこそ、 実際に人に会い、現場へ入り、 その背景や文脈とともに受け取る。
そして、 残すことのできる声や気づき、 写真、記録、データ、 さらには現場で生まれた問いを少しずつ蓄積し、 次の人が活用できる形へとつないでいく。
それが、ミライクエストが考える 「地域の知の資産化」です。
私たちが残したいのは、 すでに答えが見つかったことだけではありません。
まだ答えのない問いや、 誰かと一緒に考え続けたい問いも、 地域の未来へつなぐ大切な資産です。
異なる人の経験や知恵が、 問いを通じてつながり、 対話と実践の中で新たな知へと育っていく。
私たちは、そうして生まれる共創知を、 次の人が活用できる地域の資産として 蓄積していきます。
現場知・問い
FIELD KNOWLEDGE
& QUESTIONS
フィールドノート
FIELD NOTE
整理・構造化
STRUCTURE
共創知
CO-CREATED
KNOWLEDGE
AIによる整理・構造化は、 異なる人の知をつなぐための重要な基盤です。
そして、その知を人々が確かめ、 対話と実践を通じてさらに育てていくことで、 新しい共創知が生まれていきます。
現場知・暗黙知・体験知を、
次の問いと共創に活かせる知へ。
FROM KNOWLEDGE TO LIFE
知を、
暮らしへ返す。
知を集め、 データとして残すこと自体が、 ミライクエストの目的ではありません。
大切なのは、 そこから人と人、人と地域、 異なる課題や可能性のつながりを見つけ、 次の行動へと結びつけることです。
新しい問いが見つかる。
その問いについて対話が始まる。
必要な人や組織が出会う。
新しい学びが生まれる。
新しい事業や政策の種になる。
地域の暮らしを支える仕組みへつながっていく。
知を蓄積するだけではなく、
人々の生活と結びつけるところまで。
私たちは、 現場から生まれた知を再び現場へ返し、 人々の暮らしの中で活かされる循環を つくっていきたいと考えています。
そして、その実践から生まれた 新しい気づきや問いを、 再び地域の知として残していく。
その積み重ねが、 人々の暮らしを支える仕組みを 未来へつなぐ力になると考えています。
OUR VALUES
私たちが、大切にしていること。
QUEST
探究
答えを急ぐのではなく、 自分自身の問いを見つけることから始める。 問いを誰かと持ち寄り、 話し合い、さらに深めていきます。
CO-CREATION
共創
一人では見えない未来も、 異なる問いや経験、知恵を持つ人と 出会うことで見えてくる。 世代や立場を越えて、 ともに考え、ともに試します。
PLAYFULNESS
遊び心
「面白そう」「やってみたい」という気持ちを大切にする。 好奇心やワクワクから生まれた問いが、 新しい出会いや行動につながっていきます。
HOW WE WORK
想いを、実践へ。
ミライクエストが、どのように地域の現場で問いを見つけ、 人と知をつなぎ、共創を形にしていくのか。