レポート

みのかもサマースクールDAY4|地域のリアルに触れる。課題の本質を探る

DAY4|問いを形に。
深まる議論と多文化の味わい

サマースクールもいよいよ折り返し地点の4日目。
この日は、前日までのフィールドワークで得た気づきをもとに、各チームが一気に議論を深める日となりました。

さらに夜には、多文化共生を“体感”するレクリエーションとして、特別な食の交流会も開催。
「問いを掘る」ことと「文化を感じる」ことが交差する1日でした。

午前〜午後:ヒアリング・作戦会議が加速!

この日は、各チームがさらにフィールドに出てヒアリングを重ねるとともに、これまでの議論を深める作戦会議も進めました。

  • 駅南チーム:商工会議所、地元商店街、高校生グループなどの声をヒアリング
  • 多文化共生チーム:中部国際医療センター、可児市「フレビア」訪問
  • 梨チーム:農園での収穫体験と継続的ヒアリング
ヒアリングに向けて事前準備を行う学生たち ヒアリングに向けて事前準備を行う学生たち
作戦会議にも熱が入る午後の時間

言葉を超えてつながる:ブラジル出身の皆さんとの意見交換

ただ料理を味わうだけでなく、地域に暮らすブラジル出身の方々から、実際の生活や子育て、文化の違いについてもお話を伺う時間が設けられました。

学生たちは真剣な眼差しでメモをとり、ときには驚きや共感を交えながら対話を重ねました。

夜:ブラジル料理と流しそうめんの異文化交流!

夕方からは、元禄荘でのレクリエーションタイム

ただの楽しい食事会ではなく、「多文化共生を“体感”する」交流会として開催されました。

  • 地域のブラジル出身の方々によるブラジル料理
  • 日本らしい「流しそうめん」
ブラジルの方と日本の学生たちの文化交流の様子 ブラジルの方と日本の学生たちの文化交流の様子
地元のブラジル出身の皆さんとのにぎやかな交流
流しそうめんを楽しむ学生たち
流しそうめんを通して自然な笑顔があふれた

宿でのひととき:東京大学の学生サポーターと語り合う

夕食後、宿に戻ってからも交流の時間は続きました。

宿で学生サポーターと交流する様子
宿に戻ったあとも、東京大学の学生サポーターと交流を深める参加者たち。1日の締めくくりにリラックスした対話が広がっていました。

DAY4を終えて

午前中は問いを深め、夜は文化を味わい、人と交わる。
そんな濃密な1日を経て、学生たちの目線はより“人間中心の探究”へと近づいていったように感じられました。

明日はいよいよ「中間発表」。一人ひとりの中に芽生えた“問い”が、少しずつ「提案」へと形を持ちはじめます。

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