森づくりの思いを全国へ!SBPプロジェクトに向けて動画撮影
7月20日、加茂農林高校の生徒たちは、これまでの活動を踏まえた新たな挑戦に取り組みました。
今回は、全国高校生SBP(ソーシャルビジネスプロジェクト)コンテストへの参加に向けて、自分たちの活動を紹介するPR動画の撮影を行いました。
舞台となったのは、実際に整備を進めている「星の見える森」。
生徒たちは、自分たちの言葉でプロジェクトの目的や意義を語り、これまでの調査や整備活動の様子を撮影。
動画の中には、フィールドでの作業風景だけでなく、「この森でどんな未来をつくりたいか」についての熱いメッセージも盛り込まれました。
プロジェクトの背景や天文的視点からの意義については、京都大学の青木成一郎先生もサポート。森と宇宙がつながるユニークな学びの価値を、全国の高校生や社会に伝えるための第一歩となりました。
【実施日】
2022年7月20日
【参加者】
加茂農林高校 森林科学科3年生 8名
中島教諭
田園社会イニシアティブ 楢木
京都大学大学院理学研究科附属天文台 天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学 准教授 青木成一郎
地域での実践を、全国へ届ける。
探究の成果が、またひとつ“社会に向けた発信”へとつながっていきました。
次回は、森の中でのさらなる整備と準備が進みます。
■事業内容と結果の検証
高校生が考えるレクリエーションの森づくり(星の見える森づくり)を通じて里山保全の大切さを知ると共に市民への里山保全に対する関心を高めていく(里山千年構想)。今年度は里山整備活動に加え、特に「地域の持続可能な里山保全」を目的に自分たちが里山の手入れをしなくても地域の方々がその資源の大切さを理解し協働で守っていくために広く地域内外の方々に知ってもらう「広報活動」を重点的に行った。
マイルストーンとして令和4年11月8日の皆既月食を目標とした。当初は自分たちの取り組みを伝えることに難しさを感じていたが、11月8日の皆既月食に向けた藤井市長への事前プレゼン、当日の皆既月食見学者へのプレゼンに向けて大きく成長した姿が見られた。
■場所
加茂農林高校、樹守の里および美濃加茂市役所 ほか
■対象
加茂農林高校 森林科学科3年生8名(指導教諭:中島先生)
■総合指導
田園社会イニシアティブ楢木、カモケンラボ菊池氏、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、可茂森林組合 井戸氏
■協力(敬称略) 豊田合成株式会社、株式会社NTTドコモCS東海、ミライクエスト、美濃加茂市農林課