レポート

みのかもサマースクールDAY3|仮説と検証。深まる探究、広がる視野

DAY3|まちと人に近づく日。
初めての発表と夏祭りの夜

サマースクール3日目。この日は、午前から夕方にかけての探究と、夜の地域交流イベントという2本立ての1日でした。

初の「中間発表」に向けて、各チームの議論が一気に熱を帯び、夜には地域の空気に触れる「三和町夏まつり」へ。

午前〜午後:現地ヒアリングで“問い”を深める

この日は、各チームがさらに現地ヒアリングを行いました。

  • 駅南中心市街地活性化チーム:商店街関係者・個人事業主へのヒアリング
  • 多文化共生チーム:外国人住民が集うワークショップでの交流と対話
  • 梨チーム:地元農園訪問、流通や後継者問題についての聞き取り

それぞれのテーマが「自分ごと」として腹落ちしていく過程が、行動と議論の中に現れ始めました。

フィールドワーク中の学生たち
午前のフィールドワークの様子。地域の人に実際に話を聞きに行きます。
様々な背景の方々からヒアリング。話しながらリラックスした雰囲気も。 様々な背景の方々からヒアリング。話しながらリラックスした雰囲気も。
様々な背景の方々からヒアリング。話しながらリラックスした雰囲気も。

夕方:ミニ発表(元禄荘)

夕方、元禄荘の広間にて第1回目の発表「ミニ発表」を実施。
各チームが現時点の調査内容と課題認識、方向性をプレゼンし、大学生運営スタッフ・アドバイザー陣からフィードバックを受けました。

発表はまだラフな段階でしたが、

  • “仮説”を人前で言葉にすること
  • チーム内で視点をすり合わせること
  • 他チームの問いとアプローチを知ること

は、どの参加者にとっても大きな刺激となりました。

発表準備に集中する様子
ホワイトボードや模造紙を使って自分たちの考えを整理。
真剣に説明を聞く学生たち
仲間の発表にも真剣に耳を傾け、刺激を受け合いました。
メンバー間での議論の様子
気づきを共有し、仮説を深めていくプロセス。
発表前の相談シーン
「どう言えば伝わるかな?」互いに相談しながら言葉を磨きます。

夜:三和町夏まつりで地域とふれあう

そして夜は、三和町で行われた夏まつりへ!

盆踊り、出店、地域の方とのふれあい……。浴衣を着た地域の人々と一緒に踊ったり、会話をしたり、インタビューを行ったりと、まちの空気のなかに溶け込むような時間に。

盆踊りに参加する学生たち
浴衣姿の地域の人々と一緒に盆踊り!思い出に残るひとときに。

「“地域に入る”って、話すことだけじゃなく、空気を感じて、場にいることなんだと気づいた。」

DAY3を終えて

言葉にならない何かを“肌で感じる”。そんな経験が詰まった1日でした。

探究の熱も、まちへの解像度も、ぐっと深まったDAY3。いよいよ翌日は、議論を重ねる中核フェーズへと入ります。

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