ドローンで林道を記録調査!高校生の里山保全活動と未来への学び
11月8日、加茂農林高校森林科学科の生徒たちが「三和富士山道」にて、引き続きの整備活動と調査を行いました。まだ未整備で伐採が必要な箇所が多く、改めて森林や里山の保全の重要性と難しさを実感する1日になりました。

この日のメイン活動は、ドローンを活用した林道状態の空撮記録です。操作を担当したのは、参加している高校生の安江くん。彼自身が免許を取得し所有するドローンを用い、林道の状況を上空から確認しました。


安江くんはこの後、岐阜県立森林文化アカデミーへの進学を志し、将来は森林組合で働きたいという夢を持っています。森や里山の課題をドローンをはじめとしたテクノロジーで解決したいという想いを胸に、この授業でも積極的に実験を重ねています。
このように、学生たちが将来の進路を思い描き、そのために必要な知識や技術を実地で学ぶ機会を用意することも、ミライクエストの大きな役割のひとつだと考えています。森林保全や地域資源活用をテーマにした探究的な学びは、次世代の人材を育て、地域の未来を形作る大切な活動です。
