レポート

未来の森づくりラボ【令和4年度】 #6

SBP表彰式と森づくりに向けた次の一歩

9月9日、教室で「星の見える森づくり」の整備に向けた詳細ミーティングを行いました。今回のテーマは、今後の森の整備に関わる具体的な工程やアイデアの深掘りです。

この日は特別な日でもありました。夏にオンラインで発表した「全国高校生SBPソーシャルビジネスプロジェクト」第7回大会において、加茂農林高校の取り組みがNEXCO中日本サービス賞を受賞!教室でその表彰式が行われました。

受賞を記念して、NEXCO中日本サービス株式会社の小島取締役をはじめ、社員の方々が高校を訪れ、温かい言葉と共に賞状と記念品が手渡されました。生徒たちの表情は晴れやかで、手渡される瞬間には自然と拍手が起こりました。

参加した生徒たちは、整備計画に向けた話し合いと、今回の受賞を糧に、さらに前向きに森づくりに取り組んでいこうという気持ちを強くしていました。

・テーマ:星の見える森づくりに向けての整備計画の詳細ミーティングと表彰式

・形式:教室

・指導者:田園社会イニシアティブ 楢木、ゲスト:NEXCO中日本サービス取締役小島様ほか同社員2名 ・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 8名、加茂農林高校 中島先生

■事業内容と結果の検証

高校生が考えるレクリエーションの森づくり(星の見える森づくり)を通じて里山保全の大切さを知ると共に市民への里山保全に対する関心を高めていく(里山千年構想)。今年度は里山整備活動に加え、特に「地域の持続可能な里山保全」を目的に自分たちが里山の手入れをしなくても地域の方々がその資源の大切さを理解し協働で守っていくために広く地域内外の方々に知ってもらう「広報活動」を重点的に行った。

マイルストーンとして令和4年11月8日の皆既月食を目標とした。当初は自分たちの取り組みを伝えることに難しさを感じていたが、11月8日の皆既月食に向けた藤井市長への事前プレゼン、当日の皆既月食見学者へのプレゼンに向けて大きく成長した姿が見られた。

■場所

加茂農林高校、樹守の里および美濃加茂市役所 ほか

■対象

加茂農林高校 森林科学科3年生8名(指導教諭:中島先生)

■総合指導

田園社会イニシアティブ楢木、カモケンラボ菊池氏、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、可茂森林組合 井戸氏

■協力(敬称略) 豊田合成株式会社、株式会社NTTドコモCS東海、ミライクエスト、美濃加茂市農林課

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