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里山を歩き、形にする!森林資源を活かしたウォーキングコースデザイン

森林組合の木材を活用!ウォーキングコースづくりの現地調査

7月5日、この日は加茂農林高校森林科学科3年生たちが、美濃加茂市の現地で再度フィールド調査を行いました。
特に今回は可茂森林組合さんが切り出した丸太を自由に使わせてもらえることになったため、その木材を実際に確認し、ウォーキングコースでの活用をイメージしました。

丸太を確認する高校生たち

森を歩きながら、生徒たちは「この木材はベンチやテーブルに使えるだろうか」「どんな加工ができるか」と仲間同士で意見を交換。
学校に持ち帰り加工するプランを前提に、実際のサイズや状態を詳細に観察しながら検討を進めました。

現地で危険箇所を調査する様子

また、この林道は開拓して間もない箇所も多く、がけ崩れの恐れがある箇所や木のツルが張り出している危険な箇所も調査。
生徒たちは危険箇所を見つけては、写真に記録し、後のデータ整理で共有するための情報を収集しました。

木のツルを取り除く様子

休憩用のベンチやテーブルを設置する候補地も歩きながら吟味し、「ここなら座って風景が楽しめそう」「ここは少し危ないかも」などの意見を出し合う姿が印象的でした。

調査中の学生たち

ミライクエストのフィールドワークでは、単なるイメージを膨らませるだけでなく、その場で見たこと、感じたことをデータとして記録し、後の計画設計や製作に活かすことを重視しています。
2023年度のこのプロジェクトは、こうした実地調査を何度も積み重ねながら、「誰もが安心して歩ける」「健康づくりを支える森」を生徒たち自身がデザインしていく挑戦です。

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