レポート

未来の森づくりラボ【令和4年度】#13

10月19日:現地での整備作業を行いました!

この日は「皆既月食鑑賞会」に向けた現地での最終整備作業を行いました。
階段周辺の草刈りや手入れに加えて、踏み台の補修や端材を使ったベンチの製作・設置などを行い、参加者が安全かつ快適に星空を楽しめる環境づくりを進めました!

少し肌寒くなってきた季節の中でも、汗をかきながら一生懸命作業する姿がとても頼もしかったです。
完成した階段の様子からも、これまでの積み重ねがしっかり形になってきていることが実感できました。

これでいよいよ、11月8日の皆既月食本番に向けた準備が大詰めに!
“星の見える森”を実現するために、あともうひと踏ん張りです!

・テーマ: 現地での最終整備作業の継続実施。観測値周辺および階段周辺の草刈り等の続き/階段の補修/端材を使ったベンチなどの製作・設置その他

・形式:フィールドワーク

・指導者: 田園社会イニシアティブ 楢木

・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 8名、加茂農林高校 中島先生

■事業内容と結果の検証

高校生が考えるレクリエーションの森づくり(星の見える森づくり)を通じて里山保全の大切さを知ると共に市民への里山保全に対する関心を高めていく(里山千年構想)。今年度は里山整備活動に加え、特に「地域の持続可能な里山保全」を目的に自分たちが里山の手入れをしなくても地域の方々がその資源の大切さを理解し協働で守っていくために広く地域内外の方々に知ってもらう「広報活動」を重点的に行った。

マイルストーンとして令和4年11月8日の皆既月食を目標とした。当初は自分たちの取り組みを伝えることに難しさを感じていたが、11月8日の皆既月食に向けた藤井市長への事前プレゼン、当日の皆既月食見学者へのプレゼンに向けて大きく成長した姿が見られた。

■場所

加茂農林高校、樹守の里および美濃加茂市役所 ほか

■対象

加茂農林高校 森林科学科3年生8名(指導教諭:中島先生)

■総合指導

田園社会イニシアティブ楢木、カモケンラボ菊池氏、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、可茂森林組合 井戸氏

■協力(敬称略) 豊田合成株式会社、株式会社NTTドコモCS東海、ミライクエスト、美濃加茂市農林課

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