レポート

高校生がデザインする「星の見える森づくり」#12 ― 最終整備完了!訪れる人のために仕上げる“森の入口”

「ようこそ」と言える森へ――最後の仕上げは、“人を迎える準備”。

「高校生がデザインする『星の見える森づくり』」プロジェクトの最終整備回となった第12回。
この日は、11月19日の部分月食観察イベントを目前に控え、
整備された森の中を安全に歩き、快適に過ごしてもらうためのラストスパートの作業が行われました。

作業を指導したのは、加茂農林高校の中島教諭
森林科学科3年生の7名が、これまでの整備をさらに丁寧に仕上げるべく、
観測スポット周辺や階段の草刈り、補修作業、端材を活用したベンチの設置などを一つひとつ手作業で完成させました。

それは単なる整備ではなく、
「誰かのために森を整える」という、やさしさと誇りのこもった仕上げ作業

星が輝く夜に、この森に誰かが訪れ、空を見上げたとき――
その景色の中に、自分たちの手の跡があるということ。
そんな未来の光景を思い描きながら、最後の一歩を踏み出しました。

・テーマ: 現地での最終整備作業の継続実施。観測値周辺および階段周辺の草刈り等の続き/階段の補修/端材を使ったベンチなどの製作・設置その他

・形式:フィールドワーク

・指導者:中島教諭

・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 7名

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