レポート

高校生がデザインする「星の見える森づくり」#1 ― 豊田合成の森でのフィールドワークが始動!

「満天の星が見える森を、自分たちの手でつくりたい。」

そんな高校生の思いから始まったのが、加茂農林高校による探究プロジェクト、
**高校生がデザインする「星の見える森づくり」**です。

美濃加茂市の「里山千年構想」と連携し、持続可能な森づくりと市民参加型のレクリエーション空間の創出をめざす本プロジェクトは、
実際の森をフィールドに据え、観察・記録・構想・発信までを自らの手で行うラボ型の学び。

第1回目となる今回は、**豊田合成の森(樹守の里)**にてフィールドワークを実施。
スマートグラスとスマートフォンを用いて、森の光環境・地形・植生などの観察データを収集しました。

さらに、11月19日の部分月食を一つのマイルストーンに設定し、
“星空”という視点からも森のあり方を見つめ、市民とのつながりを意識したプランニングへとつなげていきます。

・テーマ:レクリエーションの森づくりのイメージを現地で行う

・形式:フィールドワーク スマホ撮影+スマートグラスを装着してのデータ収集
・指導者:可茂森林組合 井戸、田園社会イニシアティブ 楢木、カモケンラボ 菊池

・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 7名

【本プロジェクトの概要】

・内容:高校生が考えるレクリエーションの森づくり(星の見える森づくり)を通じて里山保全の大切さを知ると共に市民への里山保全に対する関心を高めていく(里山千年構想)。

マイルストーンとして11/19の部分月食を目標にする。

・場所:加茂農林高校および樹守の里、美濃加茂市役所

・対象:加茂農林高校 森林科学科3年生7名(指導教諭:中島先生)

・総合指導:田園社会イニシアティブ楢木、カモケンラボ菊池、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、可茂森林組合 井戸氏

・協力:豊田合成様、NTTドコモCS東海、ミライクエスト

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