ミライクエストについて

ミライクエストとは?

地域の未来を切りひらく、学生たちの挑戦のフィールド。

ワクワクするラボが、全国各地、そして世界へ広がっています。

ミライクエストは、「地域課題や社会課題の解決」をテーマに、高校生・大学生が好奇心のままに挑戦できるラボをつくっています。
地域の暮らしや環境、多文化共生、健康や医療、まちづくり、地域経済、デジタル化など、さまざまな地域課題や社会課題をテーマに、
AIをはじめ、科学、アート、テクノロジーなどの視点(STEAM:Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics)を活かした新しい探究の場が次々と立ち上がっています。

そのなかでも注目されているのが、地域の声や課題を“見える化”する、ミライクエスト独自のデータサイエンス型ラボ(Mirai Quest Data Science Lab)です。
学生は大人たちと同じ目線で、フィールドワークやインタビュー、写真・音声・自由記述などを通じて地域のリアルな情報を集め、
ミライクエストチームが開発した独自の手法「ウーブンナレッジ(AI ✕ デジタルマンダラ)」を活用して整理・分析。
そこから商品・サービスの共創や政策提案、実証実験などへとつなげています。

このプロセスでは、企業や行政、教育機関、地域の人々とともに考え、実際に社会を動かす体験を重ねていきます。
そのなかで、社会で働く大人の姿や今まで知らなかった仕事に出会い、自分の将来を考えるヒントが得られる場にもなっています。

ここは、未来の選択肢を広げる冒険の入り口
フィールドで課題を見つけ、地域の人や企業・行政・大学の大人たちと出会い、共に考え、共に動き、共に未来を創る。
そんなリアルな体験が、皆さん自身の進路に役立つポートフォリオとなり、進学や進路選択にもつながる確かな実績になります。


なぜ美濃加茂市から始まったのか?

地域の多様性と挑戦が詰まった、小さな実証都市。

ミライクエストは、地域課題解決・次世代リーダー育成・サスティナビリティをミッションに掲げ、岐阜県美濃加茂市をパートナーに実践と検証を重ねてきました。

美濃加茂市は、人口約5万8千人。里山とまちが共存し、人口の1割以上が外国籍という国際性豊かなまちです。まちづくり・農林業・健康医療・観光・多文化共生といった、これからの社会に不可欠なテーマに長年向き合ってきました。

また、東京大学の学生たちが7年以上にわたり探究を続けるフィールドでもあり、企業・行政・民間と学生が協働する産官学民連携も活発に展開されています。

さらに、最先端医療を担う中部国際医療センターと連携し、地域医療人材の育成や未病・予防といった健康増進プロジェクトも進行中です。

美濃加茂市は、SDGsやSociety 5.0で示される地域課題・社会課題が凝縮された実証フィールド。
この地で培った知見をもとに、いまミライクエストは全国、そして世界へと展開を始めています。

美濃加茂市での実践的な取り組みが高く評価され、ミライクエストはトヨタ財団の国内助成プログラム(2023年度)にも採択されました。
現在は全国や海外の地域と連携しながら、注目される取り組みへと成長を続けています。
▶ トヨタ財団の助成採択ページはこちら

ネパールとの国際カンファレンス、ブラジルやフィリピンとの交流、在住外国籍市民との共創など、国境を越えた学びの実践も進んでいます。


学生たちの未来へのチケット

学びの成果を、進学・就職の力に。

ミライクエストに参加した活動は、探究証明書(ポートフォリオ)として発行され、
進学時の推薦書類や就職活動でも活用できます。

ただ「学ぶ」だけでなく、「行動し、形にする」学びへ。
その一歩が、未来の扉を開く力になります。


企業・行政・教育機関の皆さまへ

共に学び、共に育てる「ラボ」という関わり方。

ミライクエストは、学生の探究心と社会のリアルを結びつける共創のプラットフォームです。

私たちとともに、学生たちの未来を育てるラボをつくりませんか?

ラボを共にデザインし、学生と出会い、未来を共につくる。
そんな新しい共創のかたちが、ここから始まります。

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