加茂農林高校の生徒たちが整備に取り組んだ「星の見える森」(豊田合成の森・樹守の里)にて、最新の森林3D可視化システム「OWL」を使った実証実験が行われました。
この取り組みは、森の未来を考えるための新しい視点として、先端技術を実際に体験し、森を“見る”力を高めることを目的としています。
実験を指導してくださったのは、森林可視化技術の開発を手がけるアドイン研究所の塩沢氏。
今回は整備中の竹林と、これまで生徒たちが整備してきた豊田合成の森を対象に、OWLを用いた3Dデータの取得と可視化を行いました。
参加したのは、加茂農林高校 森林科学科の生徒7名と中島教諭、
さらに美濃加茂市職員、田園社会イニシアティブの楢木氏も実験に同行しました。
タブレットに映し出される“立体的な森の構造”に、生徒たちは驚きと関心を寄せ、
「自分たちが整備した森の姿が、こんなふうに“見える化”されるなんてすごい!」と目を輝かせていました。
これからの里山整備や森づくりにおいて、
人の手による作業と、テクノロジーの力がどう共存していけるのか。
そのヒントを、実際の森の中で探る貴重な機会となりました。

・内容:里山整備講座実施の竹林および豊田合成の森(樹守の里)での実験
・指導者:アドイン研究所 塩沢氏 https://www.adin.co.jp/
・参加者:加茂農林高校生徒7名、中島教諭、美濃加茂市職員、田園社会イニシアティブ 楢木





