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“水のまち・秦野”を探究!地域の未来を共創する合宿型プログラムを開催!

フィールドワークからアイデア創出まで!秦野で挑んだ“地域共創”のリアルな学び

2024年11月13日(水)〜14日(木)、神奈川県秦野市を舞台に、学生・企業・行政が共に地域の魅力と未来を探究する「地域共創リーダー育成プログラム」が開催されました!

本プログラムは、ネクスコ中日本サービス、秦野市役所(はだの魅力づくり推進課)、そしてミライクエストの共催で実施。東京大学・金沢大学・ミネルヴァ大学の学生3名が選抜参加し、企業・行政の皆さんと共に地域課題に向き合いました。

地域の語り部から学ぶ、“水のまち・秦野”の魅力

秦野市は「名水百選」にも選ばれ、芦ノ湖の約4倍もの地下水を誇る“水のまち”。市内の至る所から湧水が湧き出し、駅前でも飲めるほどの美しい水が自慢です。

秦野市内探索の様子「弘法の清水」

1日目は、弘法の清水や、緑水庵にて秦野市の地下水の様子をアニメーションで表示するプロジェクションマッピングを見学。さらに、はだの魅力づくり推進課の猪野課長(当時。現在は部長)や地元の有識者の方々から、地域の魅力と課題について学びました。

プロジェクションマッピングでの説明の様子語り部による説明の様子

森林セラピーで“水”を五感で感じる

午後は、秦野市が推進する「森林セラピー」を体験。専門ガイドの案内のもと、森の空気を味わいながら湧水の川で耳を澄ませ、目を閉じて水の音や香りを全身で感じる時間。学生たちは森と水に包まれ、心と体を整える貴重なひとときを過ごしました。

森林セラピー体験の様子森林セラピー体験の様子

地域探求の振り返りとグループワーク

その後のグループワークでは、地域探求中に自分たちが撮影した写真を使って、各自が感じた「秦野の魅力と課題」をグループで共有しました。写真をもとにした対話から、参加者それぞれの視点が交差し、新たな気づきや発見が生まれる場となりました。

写真を使ったグループワーク

“水✕◯◯”で広がる秦野の未来──アイデア発想セッション

2日目は、前日のフィールド体験をもとに、「秦野の魅力をどう伝えるか?」というテーマでグループごとにアイデアを出し合いました。

あるチームでは、「水✕◯◯」という切り口から発想を展開。その一例として「煙」を掛け合わせ、水と燻製をテーマにしたウイスキーや食品の開発を構想。百貨店での販売展開まで視野に入れたプランを発表しました。

このグループワークには、秦野市役所の職員の皆さんや地元出身の新聞記者の方も参加し、行政・地域目線でのリアルな意見交換が交わされました。

グループ発表の様子グループ発表の様子グループ発表の様子グループ発表の様子

探究・分析・共創・形にする──4つのステップが凝縮

本プログラムは、地域を深く体感するフィールドワークと、アイデア創出までを一気通貫で体験できる合宿型の研修。ミライクエストが掲げる「探究する・分析する・共創する・形にする」の4つのステップがぎゅっと詰まった2日間でした。

企業の人材開発や、自治体の課題解決にも活用可能な本プログラム。岐阜県美濃加茂市・白川郷での同様の実施に続き、秦野市での展開は、地域の未来を共に創るベンチマークとして注目を集めています。

次回開催のお知らせ

次回の「秦野市 地域共創リーダー育成プログラム」は、2025年10月8日(水)〜9日(木)に開催予定!
学生・企業・行政の垣根を越えて、地域の魅力を発見し、未来をデザインする2日間。どうぞお楽しみに!


主催:ネクスコ中日本サービス株式会社・秦野市・ミライクエスト(2023年度トヨタ財団採択事業)

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