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新たな森を歩く!健康ウォーキングコースデザイン【現地調査】スタート

新しい健康ウォーキングコースデザインに向けたフィールド調査開始!

2023年度「里山✕STEAMラボ」は、星の見える森から新たなテーマへ。
6月14日、加茂農林高校森林科学科の3年生たちはいよいよ今年度の授業の中心となる健康ウォーキングコースデザインのための現地視察を行いました。

これまで先輩たちが整備してきた場所とは別の、森林組合さんが開拓したばかりの新しい林道をフィールドに設定。
まだ何もないこの場所を、訪れる人が森林浴を楽しみながら健康づくりができるウォーキングコースにするために、どのようにデザインできるかを考える探究が始まりました。

橋を渡りフィールドへ向かう高校生たちいよいよ森の入口に立つ

この日は、美濃加茂市農林課の三輪係長、ひとづくり課の田口様にガイドをお願いし、現地を案内していただきました。
ミライクエストが大切にしているのは、こうしたリアルな場での調査・探究、そして地域の大人たちとの出会いや対話です。
学生たちは森林組合さんのお話も伺いながら、場所の特徴を五感で感じ、歩きながらアイデアを膨らませました。

地域の方の説明を真剣に聞く生徒たち

林道はまだ開拓したばかりで、舗装もなく案内もない状態です。
どこに椅子を置くか、どんな看板を設置するか、休憩スペースはどこがいいか──学生たちは歩きながら「いいな」「課題だな」と思ったことをその場でスマホで写真に記録しました。

林道を歩いて調査する高校生たち林道を歩いて調査する高校生たち

この写真記録は単なるイメージスケッチではなく、後の設計や議論で活かすデータとして重視します。
まさにデータサイエンス的なアプローチで里山をデザインしていくのが、ミライクエストならではの取り組みです。

林の様子を観察し意見を交わす高校生たち林の様子を観察し意見を交わす高校生たち

2023年度のこの健康ウォーキングコースデザインは、単なる授業のテーマではなく、前年度までの成果を汎用化し、誰でも楽しめる新しい里山利用を提案するという大きな挑戦でもあります。
学生たちが実際に歩き、話し、考え、記録したこの「始まりの一歩」が、今後のプランづくりにどうつながっていくのか、ぜひ見守ってください。

地図を見ながらデザインを考える様子

これからも「里山✕STEAMラボ」は、高校生たちの好奇心と地域の大人たちの知恵をつなぎながら、「森を未来につなぐデザイン」を探究していきます。
今後の活動もぜひご期待ください!

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