レポート

堂上蜂屋柿 柿剥き体験イベント #2 を開催しました!

第二日目:2022年11月20日(日) 9:15〜10:45

1000年の伝統を誇る「堂上蜂屋柿」作りを親子で体験するイベント、第二日目も元気に開催しました!
この日は、前日に引き続きJAめぐみの様と堂上蜂屋柿の生産者の皆さまのご指導のもと、親子で「柿の皮むき」と「硫黄燻蒸」の工程を体験!

室内では、親子が並んで真剣な表情で柿を剥く姿が印象的でした。
参加者たちは新聞紙を広げて柿と向き合いながら、「どうやって剥くとキレイかな?」「この皮の厚さでいいかな?」と親子で会話しながら進める姿があちこちで見られました!

外では、完成した吊るし用ボックスを使って、干し柿づくりの最終ステップである燻蒸作業を見学!
透明なボックスの中に並んだ柿を興味津々でのぞき込む子どもたち。伝統的な製法を目の前で体感することで、「どうして手間がかかるの?」「どうしておいしくなるの?」という問いが自然に生まれ、学びが深まりました!

募集チラシ

■事業内容と結果の検証

美濃加茂市の伝統文化であり1000年続く堂上蜂屋柿つくりを親子で体験するイベントを実施した。実際の堂上蜂屋柿の生産者から指導を受け、親子で試行錯誤しながら干し柿作りの基本となる皮むきと硫黄燻蒸までを体験した。結果として特筆すべきことは、親子で対話し考える時間を創ることができたこと。堂上蜂屋柿という伝統文化を「教える」のではなく「一緒に考えながら学ぶ」ということによって、地域の伝統文化の価値(その難しさ)を実体験できたことは大きな成果であったと考えられる。また生産者およびJA様もこのような体験会を今後もぜひ実施していきたいということを言って頂いたことも成果として考える。

■対象

美濃加茂市内の小学生(3年生〜6年生)

参加者

2日間合計29組が参加 ※1家族につき小学生2人まで参加可とした。

■場所

ぎふ清流里山公園 飛騨路

■目的

JAめぐみの様の協力と指導を受けながら干し柿つくりの難しさと美濃加茂市の伝統を知る。地域愛と誇りを育む場と機会を提供することを目的とした。

■取り組みの詳細

JAめぐみの職員より堂上蜂屋柿の伝統と製法を教えて頂く。その後指導を受けながら親子で実際の柿を剥き、剥いた柿を燻蒸し各自で作成した柿吊るし用ボックスに入れて自宅で干し柿が作れるまでを指導した。

■協力者(敬称略)

①堂上蜂屋柿の生産者の方およびJAめぐみの職員 計4名 ②ミライクエスト

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