レポート

未来の森づくりラボ【令和4年度】#11

市長プレゼン! 皆既月食鑑賞会に向けた想いを伝える!

令和4年10月12日、美濃加茂市役所 生涯学習センター2F会議室にて、未来の森づくりラボの高校生たちが藤井浩人市長との面談に臨みました。11月に予定されている「皆既月食鑑賞会」を目前に控え、その計画や想いを直接市長に伝えるプレゼンテーションを実施。さらに、このイベントをより多くの市民に知ってもらうため、広報や市からの協力について相談しました。

この日は特別に、京都大学大学院理学研究科附属天文台の青木成一郎先生ともオンラインで接続。星空の専門家の視点を交えながら、森づくりと宇宙のつながり、そしてその価値について語る貴重な時間となりました。

市長からは高校生の取り組みに対して温かい応援の言葉があり、参加した生徒たちも自信をもって発表に臨んでいました。市長へのプレゼンという経験を通じて、生徒たちは自らの活動が地域とつながり、誰かに届いているという実感を得たようです。

・テーマ: 皆既月食鑑賞会に向けた市長への事前プレゼンと鑑賞会参加者募集を市長に相談

・形式:市役所生涯学習センター2F会議室

・指導者:田園社会イニシアティブ 楢木、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏

・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 8名、加茂農林高校 中島先生

■事業内容と結果の検証

高校生が考えるレクリエーションの森づくり(星の見える森づくり)を通じて里山保全の大切さを知ると共に市民への里山保全に対する関心を高めていく(里山千年構想)。今年度は里山整備活動に加え、特に「地域の持続可能な里山保全」を目的に自分たちが里山の手入れをしなくても地域の方々がその資源の大切さを理解し協働で守っていくために広く地域内外の方々に知ってもらう「広報活動」を重点的に行った。

マイルストーンとして令和4年11月8日の皆既月食を目標とした。当初は自分たちの取り組みを伝えることに難しさを感じていたが、11月8日の皆既月食に向けた藤井市長への事前プレゼン、当日の皆既月食見学者へのプレゼンに向けて大きく成長した姿が見られた。

■場所

加茂農林高校、樹守の里および美濃加茂市役所 ほか

■対象

加茂農林高校 森林科学科3年生8名(指導教諭:中島先生)

■総合指導

田園社会イニシアティブ楢木、カモケンラボ菊池氏、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、可茂森林組合 井戸氏

■協力(敬称略) 豊田合成株式会社、株式会社NTTドコモCS東海、ミライクエスト、美濃加茂市農林課

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