“森から宇宙を見上げる”という、最高の学びがここにあった。
「高校生がデザインする『星の見える森づくり』」プロジェクトの第9回では、
これまでの整備活動の総仕上げとともに、宇宙から見た地球と森の価値を再認識する特別講義が行われました。
現地・豊田合成の森(樹守の里)にて、
講師には京都大学大学院理学研究科附属天文台・天文普及プロジェクト室長/京都情報大学院大学准教授の青木成一郎先生を迎え、
**「森と宇宙」「月食の仕組み」「なぜ星が見えるのか」**といったテーマについて、実際の観測地で講義が行われました。
特に11月19日の部分月食を前に、伐採したエリアからの視界の確認や方角の再チェック、調整が行われ、
その上で、観測地点や通路まわりの草刈り・階段補修・端材を使ったベンチ制作と設置など、整備活動も最終段階へ。
参加したのは、これまでプロジェクトを牽引してきた加茂農林高校 森林科学科3年生の7名。
森で働き、宇宙を学び、自分たちで整えた空間に、
「ここから本当に星が見えるんだ」と実感を込めて空を見上げる姿が印象的でした。

・テーマ:森と宇宙 宇宙からみた地球が特別な環境であることを知る。11/19部分月食と月食が起こるメカニズムの説明。伐採位置と方角の再確認および調整
・整備活動:観測値周辺および階段周辺の草刈り等の続き/階段の補修/端材を使ったベンチなどの製作・設置その他
・形式:フィールドでの講義+フィールドワーク
・指導者:京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏、田園社会イニシアティブ 楢木
・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 7名


