レポート

高校生がデザインする「星の見える森づくり」#7 ― 光と共に生きる森へ。ペットボタルと整備がつなぐ未来の夜空

“星が見えないのは、森のせいじゃない。”
――未来の夜空を守る整備が、動き始めた。

「高校生がデザインする『星の見える森づくり』」プロジェクト第7回では、いよいよ光害への対応をテーマにした整備活動が本格化。
今回は、LEDを使った次世代の環境配慮型照明「ペットボタル」を学び、実際の整備現場で活用について考えました。

指導にあたったのは、京都大学天文台 天文普及推進室 室長/京都情報大学院大学の青木成一郎准教授
また、ペットボタルの説明には豊田合成の笠木様がZoomを通じて遠隔参加し、高校生たちに直接その仕組みや想いを伝えてくださいました。
光害に配慮しながら、自然との共生と安全性を両立する“未来の森づくり”のための整備活動が進められました。

星空を守るという視点から森を見つめ直したこの日は、
高校生たちにとって、「夜空の美しさは、森づくりでも守れる」という新たな発見と手応えに満ちた1日となりました。

・テーマ:光害の問題への対応。整備活動の本格実施。

・形式:フィールドワーク

・指導者:田園社会イニシアティブ 楢木、カモケンラボ菊池、京都大学大学院理学研究科附属天文台天文普及プロジェクト室室長/京都情報大学院大学准教授 青木成一郎氏

・協力:豊田合成 笠木様(ZOOMによる遠隔にてペットボタルを高校生に説明)

・参加者:加茂農林高校 森林科学科3年 7名

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