レポート

地域共創型商品開発ラボ(3)「奈良の大和伝統野菜でつくる!新ご当地ソフトクリームプロジェクト」

“うまいっすね!”──その一言から生まれた、ご当地ソフトの新たな可能性。

奈良の伝統野菜「五ヶ谷ショウガ」を使ったジンジャーシロップを活かし、ご当地ソフトクリームを開発するプロジェクト。第3回では、素材とソフトクリームベースとの相性を見極めるための本格的なレシピ開発がスタートしました。

ジンジャーシロップ×牛乳で“チャイ風”のまろやかさ

この日の打ち合わせ中、試しにジンジャーシロップを牛乳で割って味見したところ、ショウガのスパイシーさがほんのり効いた“チャイ”のようなテイストに。

参加していたソフトクリーム製造大手・日世の亀岡さんに試飲していただいた際、自然とこぼれた一言が「うまいっすね!」

営業職でありながら“ソフトクリーム職人”でもある亀岡さんの、その“素”の一言に、一同が手応えと可能性を感じました。

実は奈良出身の亀岡さん

しかも亀岡さんは、なんと奈良県出身!まさに地元愛あふれる取り組みとなりました。

レシピ開発は“ソフトクリームの科学”

ソフトクリームの基本構成はシンプルながら、バニラの種類だけでも8種類以上。そこから最もジンジャーシロップと合うものを選び、最適な比率でブレンドしていく「レシピ開発」はまさに職人技。

この大切な役割を担ってくださるのが、日世の亀岡さんご本人。まさに心強いプロフェッショナルの参画です。

ご当地ソフト、いよいよかたちに

約15年半にわたり大和伝統野菜の復興に尽力されてきた三浦雅之さん・陽子さんご夫妻が温めてこられた“初めての加工品”が、いよいよ形になり始めました。

ご当地ソフト誕生の道のりはまだ続きますが、確かな一歩が刻まれた回となりました。

次回予告

次回は、いよいよレシピの試作へ!

関連記事

TOP